月別アーカイブ: 2014年2月

歯が痛い!虫歯じゃないのに・・・その理由は

歯が痛いというか、歯に違和感というか・・・。
どうも歯の様子がおかしいようです。

さっさと歯医者に行けばいいのですが、あいにくうまく都合が合わず様子見をしていました。
でも、一向によくなる気配がありません。

どうも虫歯の痛みとは違うようなのですが。

久しぶりに歯科に

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あまり虫歯がない私なので、歯科に行くのも久しぶりです。
一度訪問すると半年後くらいに定期健診のハガキをいただくのですが、痛みがないとついつい放置してしまいます。

本当は定期的にメンテナンスしないといけないんですけどね。

歯科で初診のアンケートを書きますが、痛みの原因がわからないのでとりあえず虫歯としておきました。

レントゲンを撮ってもらい、診察してもらったところ、やはり虫歯ではありませんでした。

原因は虫歯ではなく歯茎の腫れ


虫歯ではなかったのですが、歯茎が炎症を起こしていました。
いわゆる歯周病です。

歯周病は加齢とともに増えるので、30代、40代以降は要注意です。

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)です。
恥ずかしながら、歯磨きがうまくいっていなかったということです。

歯と歯の間に食べ物のカスがたまると、それを餌に細菌が住み着いて増殖します。
そして、歯茎に炎症を引き起こします。

口の中には誰にでも細菌(常駐菌)がいるのですが、プラークの中は85~90%も細菌が占めていて、細菌の塊なんです。

私の場合は、一箇所だけ歯周病が進行している箇所があり、その部分が悪化していました。
また、小さな親不知があり、そこも歯ブラシが届きにくいので炎症を起こしていました。

もう一つの原因は歯の噛み締め

気になるのはなぜ一箇所だけ悪化しているかです。

言われてみて気がついたのですが、その部分の歯を食いしばる噛み締めがきついのです。
きつく噛み締めるのが良くないと知らなかったので、違和感があるたびに逆にきつく噛んでいました。

寝ているときもストレスなどで、無意識にきつく噛み締めていたり、歯ぎしりをしている可能性があります。意識的に噛み締めないように気をつけるように言われました。

噛み締めにより神経に響いたり、顎関節症になることもあるようです。

注意して噛み締めないように気をつけます!

歯周病には歯間ブラシやデンタルフロスが効果的

歯周病や歯茎の炎症の対策として効果的なのは、歯茎に汚れを溜めないこと。
歯ブラシだけでは取れない歯と歯の隙間の歯垢は、歯間ブラシやデンタルフロスで取るのがいいです。

歯垢=細菌をためないことが炎症(歯肉炎)を防ぎ、歯周病の進行を止めます。
進行してしまうと歯がグラグラしてきて、最終的に抜けてしまうので対策は早いほどよいです。

正直、虫歯は軽度な内は削り取って埋めればいいだけなので、恐くないのでは?と思ってしまいます。本当に恐いのは、回復することが難しい歯周病ですね。

歯の定期クリーニングが重要

60代以上の方に聞いた『若いうちからやっておけば良かったこと』などに必ず入っているのが、歯の治療を定期的にしておけば良かった、というものがあります。

年をとって歯が無くなっていると、きっと後悔してしまうのでしょう。
定期的に歯石を取ってもらったり、歯を清掃してもらうことが大切です。

私もこれを機に定期的にクリーニングしていきたいですね。
半年後にハガキが届いたときには、忘れずにメンテナンスに行くことにします!